アウトプット大作戦はじめます
こんにちは!中村ひかるです :)
2020年3月に筑波大学大学院スポーツ国際開発学専攻を修了し、4月からは福岡へ引っ越しボーダレス・ジャパンという社会問題をビジネスで解決する会社で働いています!
ボーダレスには本気で社会を良くしようと熱量MAXなかっこいい大人たちが集まっています🔥
私が入社した”サンモニ”とは…?
私が所属するのは、Sunday Morning Factory(通称サンモニ)という出産祝いギフト用ベビー服を販売する事業部です🌼
サンモニの事業目的はバングラデシュの児童労働をなくし、貧困の負の連鎖を断って子どもたちが夢を持てる社会をつくることです。
バングラのお母さんたちが自社工場で、かわいくて赤ちゃんに優しい(環境にも優しい)ベビー服を一つ一つ丁寧に作ってくれています☺️
・サンモニの事業について詳しくはこちらをのぞいてみてください👀
・出産祝いベビー服はこちらHaruulalaからご覧いただけます♡
私の意気込みと現実
このような会社で働くことが奇跡的に決まり、
「私がずっと取り組みたかった児童労働の問題に直接関わることができる!」
「しかもその方法が出産祝いのギフト屋さんとして”おめでとう”を伝えるお手伝いをしながら、贈る側にも贈られる側にもハッピーを届けながら!!」
と、わくわくしながら意気込んで入社日を迎えました🌸
社会を本気で良くしようと考え、実践している方たちと働き始めると、日々学ぶことも多く、自分に足りていないことも山ほど見えてきて、どうにかしなければ…!とめちゃくちゃ焦りました(今も)。
今の私に必要なこと
そこでまず、今の私に必要なことをリストアップしてみました↓
(他にもたくさんありますが…)
- 日々入ってくる情報を処理しきれていない。せっかく得た情報を自分のものとして落とし込むところまで持って行けていなくて、アクションにつなげられていない。
→気づきや新しく得た情報を抽象化して、自分にどう活かせるか考える! - アクションの仕方がわからない、あるいは考え過ぎてアクションに変えられていない。
→チャレンジした数だけ学びが生まれる!まずやってみよう!! - 言語化する力、論理的に考える力をつける(これは長年の課題)。
→練習あるのみ!言葉に出す!相手に伝える場をつくる!あとは本からもインプット! - スピード感(これも長年の課題)。
→これも練習あるのみ!!今できる100%を出したらそれで相談に持っていく勇気をもつ!数多く挑戦した分だけ、その100%の質も上げていける! - いろんな人の意見や考えを知りたい。
→聞きに行く(あたりまえだけど)!自ら発信することで情報が集まりやすくなる。
アウトプット大作戦はじめます
ということで、ブログでアウトプットを増やしていきます!!
私が今考えていることや学んだことを言葉にすることで、自分に落とし込む!ということも、もちろんなのですが、今私が働いているビジネスで社会課題を解決するボーダレス・ジャパンってどんな会社なのかや、サンモニの魅力も伝えていきたいです✨
あとは、これまでのカンボジアや南アフリカでの経験や、今の私を築いている数多くの出会いから得たものなども発信していこうと思います🌱
(欲張り過ぎな気がするけど、そのとき書きたいことを書いて発信しまーす!)
なので、見ていただけると嬉しいです+私はこう思うとか、こんな情報もあるよとか、単純に感想とかコメントいただけると嬉しいです♪
よろしくおねがいします☘
2020.05.24 Hikaru
対人関係問題〜負のスパイラルから抜け出す方法(模索中)〜
いらいらの負のスパイラル
一緒にいると元気をもらえる人や、周りを笑顔にしてくれる人、たまにいませんか?
気分が落ち込んでいるとき、何かに悩んでいるとき、その人に会うと、少し前向きに考えられるようになっていたり、何とかできるような気持ちになっていたり…!
逆に、いつもマイナスな発言をしている人、言い訳や悪口ばかりを言っている人といると、自分も悪い方向にばかり考えてしまったり、ひとの悪いところばかり気になってしまって、いらいらしてきたりすることも。
仕事や課題がたくさんあってそれが思うようにいかないときや、対人関係で問題を抱えているとき、気持ちに余裕が持てなくなってくると、それまではどうでもよかったようなことにすらストレスを感じるようになって、そのいらいらは周囲にも伝わっていきます。
でも、、
いらいらしても、いいことはない。
焦っても、怒っても、なにも解決はしない。
自分の視点→相手の視点
特に相手がいる対人問題であれば、自分からの視点ばかりで考えていても問題は解決しません。
「なんであの人はいつも手伝ってくれないんだ。」
「どうしていつも話を聞いてくれないんだ。」
「また言い訳ばかり言ってくる。」
「私はこんなに頑張っているのに、あの人は何もしてくれない。」
それを、相手の視点からみてみると、、
「今ほかにも仕事があって忙しいのかもしれない。」
「何か考えていることがあるのかもしれない。」
「言い訳とも思える話には一緒に解決するためのヒントがあるかもしれない。」
「実は自分が気づかないところで、相手がやっていることもあるかもしれない。」
と、考えるとコミュニケーションの取り方も変わってくると思います。
この段階では、「かもしれない」なので、相手に聞いてみなければそれは分かりません。
つまり、コミュニケーションが取れず、相手のことを知らないままだと、お互いに不満を抱えたままで、問題は解決しません。
コミュニケーションの第一歩
相手も人間なので、そのひとの事情や考え、感覚、性格、国柄、、を知ることがコミュニケーションの第一歩だと思います。
お互いに理解しようとする姿勢が必要!
そのために、まずはその姿勢を自分から見せないことには何も変わらない!
「相手が分かってくれないから」
と、言う前に、
「自分は相手のこと分かろうとしたかな?」
と、一歩立ち止まって考えるようにしてみると、少し状況が変わってくるかもしれません。
一側面→多側面
最初に書いた、話していると前向きになれるひととかも、実は何か悩みを抱えているかもしれないです。
それでも、何か問題に直面したとき、どういう捉え方をするかはその人次第です。
一概には言えないと思いますが、最初に挙げたような人たちは、きっと一側面からだけでなく、多側面から問題を見れているのではないかなと思います。
対人関係問題に直面中の私の抱負
何か分かったように、対人関係のことをつらつらと書きましたが、そんな私は今対人関係で絶賛お悩み中です!(^^;
自分が相手に対する思い込みによって、一側面からしか相手のことを見れていないままだと、いつまでも状況は改善できず、それどころかむしろお互いに不満や不信感が募っていき、状況は悪化する一方です。。
まずは、知る!そのためには、聞く!
できる限り積極的にコミュニケーションを取っていこうと思います!
今回本当は違うことを書こうと思っていたのですが、悪い意味だけでなく良い意味でも、最近の心の変化が激しいので、今、思っていることを書いてみました。
私が今直面している対人関係の問題にも進展があったら、また報告したいと思います…!
2019.02.18 Hikaru
なぞの虚無感の原因💭
こんばんは!
パラ陸上競技会まで、あと15日です!!
私とももかは正直焦りを隠せず、毎日あれはどうしようか、これはどうしようか、え!まだこれも終わってないよ!と2人でプチパニック状態で日々を過ごしています笑
カンボジアパラ陸上競技会
3月1日・2日に開催する「カンボジアパラ陸上競技会」は、カンボジア国内で開催される唯一のパラ陸上大会です。そして、今回で第3回目を迎えます。
第1回、第2回大会は、JICAと筑波大学の大学連携によるJICAボランティア、日系NGOハート・オブ・ゴールドと現地パラリンピック委員会(NPCC)が協力して企画・運営を行ってきました。
ここまでの2大会は、JICAボランティアとハート・オブ・ゴールド、つまり日本側が大会資金集めや大会準備を主に進めてきました。
3回目となる今大会は、現地パラリンピック委員会であるNPCCが、今後この競技会を主導していくために、徐々にこちら側が占める比率をNPCC側に移行していこうと、準備を進めていく、つもりでした…。
私たちボランティアがカンボジアに到着後、最初に行ったミーティングで、そのことを確認し、「今大会はNPCCも協賛企業集めを協力するのでまた一緒に頑張りましょう」というお話をしました。
しかし、競技会20日前のミーティングでNPCCからの報告は、連絡を取った企業の数ゼロ。
その他の競技会に向けた準備に関しても、スタジアムへのレター提出を何度催促してもまだ出していない、出場選手リストをまとめてくれと伝えても会うたびに期限を伸ばし、ミーティングで話したはずのタイムスケジュールも最終的なものを共有してくれと伝えて出てきたのは昨年のデータが日付だけ変更されたもの。。
ここまでくると、私たちが必死に準備しているこの競技会はこの人たちは別に必要と思ってないんじゃないか、日本側がお金も集めてくれるし準備も進めてくれるからやらせとけばいいや、と思っているとしか思えず、もはや今回は資金が集められなかったので開催しません、としてしまった方が彼らに競技会開催に必要なことを理解してもらうことができるのではないかとも考えました。
そこは、さすがに毎日一生懸命練習するパラ陸上選手がパフォーマンスを発揮する場として思いとどまりましたが…。
なぞの虚無感
3ヶ月間の活動のうち半分が終わり、1ヶ月半を駆け抜けてきましたが、2人して感じていたなぞの虚無感。
最初の1ヶ月間は、2人で練習面と競技会面とでお互いにやることを必死に考えながら自分たちなりに取り組んできたつもりでした。
でも、当の本人たちからのアクションはほぼゼロ。むしろこちらから働きかけてもほとんど反応は返ってこない。
私たち必死になってやってるけど、これって必要とされていないのか…?
と、いうところから、すごい頑張っているつもりだけど私たちなにもできてなくない?という感覚になっていたようでした。
分かっているつもりではいましたが、私たちが勝手に考えて、勝手に動いて、勝手に焦っていても意味がない!とここにきて気づくことができました。
この発見を残りの限られた時間でどう活かしていくか、昨晩この道の先輩に相談させてもらい、また色々と考えることができたので、そのことはまた次のブログで書こうと思います。
アプローチの仕方を変えていく必要があることは分かったので、どう伝えていくか、いかに上手く巻き込むかが今後のテーマとなりそうです。
では、競技会まであと15日!!
こちら側だけが焦ってパンクしてしまわないように、がんばりまーす!
(早速今日NPCCとのミーティングもあり、状況がまた変わってきたので、そのことも含めて改めて更新します…。)
2019.02.14 Hikaru
"今"何が求められているか〜コーチ向けワークショップ開催!〜
コーチ向けワークショップ開催
1月25日金曜日に、コーチへ向けたワークショップを開催しました!
内容は、トレーニング計画について、年間・週間・一日それぞれの練習をどのように組み立てていくのか、効果的なトレーニングサイクルについて説明しました。
練習の現状
12月末にカンボジアに到着して1カ月、毎日朝と夕方練習に顔を出しながら、練習の様子をみてきました。
コーチたちは去年の5〜7月の週間計画表を確認して、そのなかからその日のメニューを選んでいる様子。
コーチの要望
「練習計画を立ててほしい」とコーチから要望を受けたのですが、ここで私たちがメニューを組んで、これです!と計画表を渡してしまうと、コーチが自ら計画をたてる力を付けることができないと考え、まずは計画を立てるための理論を理解してもらおうと、今回のワークショップを開催しました。
ですが、、結果を言うとこのワークショップは上手くいかなったです(全くだめだったということではないですが)。
と、いうのもコーチが求めているものと、私たちが必要だろうと思っていることに、ギャップが生じていたからです。
参加してくれたコーチのうち、1人はワークショップの内容を踏まえて1週間のトレーニング計画を作成し直して見せてくれました!!
これはかなり大きな成果だったと思います✨
想像ではなく、声を聞く。
ただ、今回のワークショップは、私たちがコーチに必要だろうと思うことを勝手に想像を膨らませて、内容を考えて説明をしました。
かなり一方通行な内容となってしまっていたのが反省点です。。
ワークショップの内容を決める時点においても、ワークショップ内においても、コーチが今何を必要としていて、どういう考えを持っているのか、彼らの声を聞くことの重要性を痛感しました。
こうした、「現地の声を聞く」とか「考えを押し付けないように気をつける」とか、散々勉強してきたつもりではいたのに、実際に現場に出てみて、こういうことか、、と分かりました。
現地に根差したアプローチを
このワークショップの反省を踏まえて、今は、ワークショップでコーチからもらったコメントを基に、2月の練習へのアプローチの仕方と、選手へ向けたワークショップの内容を計画しているところです。
コーチと選手の声を聞き、彼らが何を考えているのかを常に意識しながら、残りの期間で出来る限りのアプローチをしていきたいと思います。
選手へ向けたワークショップは、2月12日あたりを予定しています!
16日には選考会、選考会後の21日には振り返りと競技会に向けたワークショップ、3月1日・2日に競技会と、2月はノンストップで突っ走ることになりそうです💨
おまけ:競技会開催準備
それと並行して、競技会準備も本格的に始動しています。
今の時点でもかなりぎりぎりですが、協賛企業探しから、Tシャツやチラシ、バナー等デザイン物の制作、障がい児支援をするNGOや各所への競技会の宣伝、などなど、、、
盛りだくさんですが、楽しみながら、そして競技会に関しては、カンボジアパラリンピック委員会を可能な限り巻き込みながら(これがなかなか難しいです)、準備を進めていきます!!
1月があっという間に過ぎ去ってしまい、正直驚きを隠せないですが、2月も猪突猛進!突き進みます🐗
2019.02.01 Hikaru
量より質!という考えも。
練習量をこなすだけで、ただがむしゃらにやりこみ過ぎると、怪我につながったり、疲労が蓄積してしまい練習しているのに逆にパフォーマンスが低下したり、、
一生懸命頑張っているのに、頑張り方を間違えてしまっていると、良くなるものも良くなりません。。
意識する
1つの動作をとっても、ただ何も考えずにその動作をするのと、なんでその動作をするのかを理解した上で、力の入れ方や動かし方を意識しながら取り組むのとでは、その効果も変わってきます(←トレーニング6原則の1つ意識性の原則)。
筋トレで、今この筋肉を鍛えている!筋肉頑張れー!と筋肉に話しかけたり、その部位に刺激を入れながらトレーニングするのも、その効果を上げる1つと言えると思います。
これは、スポーツに限ったことではないですね!
今カンボジアのパラ陸上選手は、朝1~2時間、夕方1時間半ほどの練習を、週6日取り組んでいます。
ちょうど1年ほど前から、NOCC(カンボジアオリンピック委員会)のコーチが、パラ選手も見てくれるようになって、選手同士声をかけ合いながらとても良い雰囲気で日々練習しています!
やり過ぎ注意⚠︎
今週は、コーチ陣が別のお仕事(軍入隊の選抜?)の為、数日不在だったので、私と一緒に活動しているももかが代理コーチとしてメニューを組んで練習しました。
練習後に選手の1人が、「いつもは、朝も夕方も強度が高い練習をして体の調子が上がらなかったけど、今は調子が良い感じだよ!」と言っていました。
コーチも考えて練習内容を決めているのですが、どうしても負荷がかかりすぎていて、休息が足りていない様子です。
スポーツ科学的知識の重要性
陸上のスプリント選手の場合、スピードを出す為の練習+スピードを維持するための練習+調整(ウェイトや強度軽めの練習、あるいは休息)の練習サイクルが効果的と言われています(私は陸上素人なので、ももか先輩に日々教えてもらいながら勉強中…!)。
今、こうしたスポーツ科学的な知識の重要性を再認識しています。
あとは、大学の講義で習ったトレーニングの原理・原則が根本にあるということ。
最初に触れた意識性の原則とか、過負荷の原則とか、あるいは負荷かけた後の適切な休養によって筋肉が超回復して以前よりもパワーアップするから適度な休養が大事だよーとか、、
ちなみに、トレーニング6原則とは…
1. 意識性の原則、2. 全面性の原則、3. 個別性の原則、4. 漸進性の原則、5. 反復性の原則、6. 過負荷の原則
以上の6つです!
今の時点で、コーチや選手がどこまで理解しているかというと、かなり怪しげな部分が多そうなので、一生懸命な頑張りを無駄にしない為にも、結果につながる頑張り方を伝えていきたいです。
まずは、コーチに!そして、選手へ!
質を高める!
こういうのって、陸上とかテニスとか、スポーツに限ったことではないと思います。
私はあまり要領が良い方ではないので、時間かけてじっくり試行錯誤しながら我慢強く?というより気長に?取り組むタイプです。
このタイプを全否定するつもりはないですが、間違った方法でがむしゃらにやっていても、いつまでも出口が見えてこないことも…。
(逆にそのプロセスで発見することもありますが。)
知識を少し積んだり、ちょっとした工夫や取り組み方を変えるだけで、簡単に解決できることもあります。
頑張ってやってるのに…、量はたくさんこなしてるのに…、時間かけてやってるのに…、なかなか結果がでない。
でも、正しいやり方や知識を勉強したら、案外スッと解決しちゃった。みたいな。
選手たちが毎日一所懸命に練習に打ち込んでいるからこそ、その努力を最大限結果に結び付けたいと思っています。
今はその努力が真っすぐゴールにつながっていないような何とももどかしい状態。
不器用だからその分ひたすらがむしゃらにやる!というのは嫌いじゃない(自分がそうなので…^^;)ですが、トレーニングに関しては原理・原則に基づいて科学的な理論を軸に取り組むことで、頑張りが報われるものだと思います。
質の高い効果的なトレーニングを行うためには、基礎的な知識は不可欠です。
いかに質の高い練習を継続できるか。
そのためのベースをこの3ヶ月で作りたいと思います!
コーチ向けのワークショップを来週開催するので、まずはそこから一歩ずつᕦ(ò_óˇ)ᕤ
2019.01.19 Hikaru
カンボジアパラ陸上選手の練習状況
9ヶ月振りにプノンペンに再上陸し、オリンピックスタジアムに通う生活がスタートしてから早くも2週間が経ちました👀
選手たちはとても真面目でとにかく一生懸命!
みんなバイクや自転車でオリンピックスタジアムへ通い、毎朝6時半から9時頃までの朝練習と16時半から18時時頃までの夕方練習をしています💨
カンボジア国内で、陸上の練習ができる環境が整っているのがこのプノンペン市内にあるオリンピックスタジアムしかないため、地方に住む選手はなかなか練習ができなかったり、ガソリン代がない為に朝しかこれなかったりという問題も…。
9ヶ月前の練習の様子と大きく変わっているのは、それまでナショナルメンバーのみ練習をみていたコーチが、パラのナショナルメンバーの練習もみてくれるようになったことです!!
主に練習を担当しているコーチは2人で、車椅子選手と立位選手(義手・義足・知的・視覚)にそれぞれコーチがつき、メニューの指示や動作のアドバイスをしています!
今回の活動では、選手だけでなく、このコーチたちになるべくアプローチしていきます!
なんとなく練習の流れ(アップ→ストレッチ→ドリル→メインメニュー→ダウン)はできていて、その日のメニューとかもコーチが考えて取り組んでいるのですが、時々「ん?」となる場面もちらほら…。
私は陸上専門ではないので、一緒に活動しているももかに専門的なことは教えてもらって勉強しながらなのですが、他競技でも共通する部分は多いので、「ん?これは…?」となることがたまにあります。
練習に向けて体の準備をする為のアップなのに、毎回トラック5周結構なハイペースで走ってメインの前に疲れてしまったり、心拍数を落として疲労を残さない為のダウンなのに、心拍数上げて筋肉に刺激を入れるダイナミックが始まったり、、
(基本的に頑張り過ぎてしまいがちなので、逆効果になっている状況です。)
なので、練習サイクルや練習内容の意味をまずは理論的に理解することが必要だと考えています。
今の時点で、コーチや選手がどこまで理解して練習をしているかが分からないので、一度トレーニングの基礎的な部分を確認するワークショップを開いて、そこからまた掘り進めていきます!
高校・大学とバリバリ陸上に取り組んできたももかと2人で3ヶ月頑張ります!
競技場では質問ばかりでたまに面倒くさいかもしれないですが、引き続きたくさん教えてください!お願いします(^^)/
最初のワークショップもどのように伝えると分かりやすいか、どこまで説明するべきかが難しいところではありますが、ももか先輩一緒に頑張りましょう!
2019.01.13 Hikaru
カンボジアの歴史〜1979年ポル・ポト政権クメール・ルージュからの解放〜
2019年1月7日、オリンピックスタジアムにてポル・ポト政権が崩壊してから40周年を祝うイベントが行われました。
カンボジア大虐殺
40年前に起こったカンボジアでの悲惨な大虐殺。
1975年から1979年の5年間で、100万とも200万とも言われる数の罪ない人間が処刑、飢餓、病気などの理由で亡くなりました。
私の父や母が生まれている時代に起こったこととは信じ難い出来事です。
ポル・ポト政権による原始共産主義
1975年から1979年まで政権を握っていた共産主義政党の指導者が、ポル・ポトです。
ポル・ポトが率いていたのがクメール・ルージュ(赤いクメール)と呼ばれる指導者たちによる政党。
ポル・ポトは、階級差のない原始共産主義社会を目指して、極端な政策をとりました。
貨幣や本、宗教、恋愛は廃止。
人々は農村へ強制移動させられ、知識人とされる者、公務員や医師、教師、さらにはメガネをかけている者や外国語を話す者はみな、階級のない社会をつくるために虐殺の対象とされました。
トゥール・スレン
「S21(トゥール・スレン)」収容所は、数ある収容所のなかでも残虐で、約2万人の収容者のうち、生還者はわずか8名と言われ、それ以外の者は拷問の末、処刑されました。
現在トゥール・スレンは、その壮絶な過去の事実を伝える博物館となっています。
想像を絶するような拷問が行われ、恐怖の中に閉ざされた当時の生々しい状況を知ることができます。
日本語でその歴史を解説するオーディオをききながら、施設をまわることができるので、カンボジアにいらした際には、足を運んでみてください。
(あまりにも衝撃的な悲惨過ぎるエピソードの数々に、私は最後まで通しては聞けなかったです…。)
1979年1月7日ポル・ポト政権崩壊
1977年ベトナムとの関係悪化が激化し始めると、1979年1月7日ベトナム軍の支援を受けたカンプチア救国民族統一戦線により、ポル・ポト政権は崩壊しました。
この大虐殺の影響もあり、カンボジアの平均年齢は約25歳(日本の平均年齢は約46歳)。
ポル・ポト政権崩壊後も知識人が国にいなかった為、その後も十分な教育を受けられなかった世代が続いていました。
この歴史はカンボジア国民に、未だ大きな傷跡を残しています。
世界的にも類を見ない、本当に悲しい出来事です。
この2週間で、カンボジアの内戦時代を知る方や、幼少期にポル・ポトの虐殺から日本に何とか逃れることができた方とお会いする機会がありました。
彼らの話を聞いて、「生きる」ことについて考えさせられました。
そのことについては、また改めて書きたいと思います。
一日でも早く、罪のない人間が命を落とすことのない世界が、当たり前の世の中になることを強く願います。
2019.01.12 Hikaru