"今"何が求められているか〜コーチ向けワークショップ開催!〜
コーチ向けワークショップ開催
1月25日金曜日に、コーチへ向けたワークショップを開催しました!
内容は、トレーニング計画について、年間・週間・一日それぞれの練習をどのように組み立てていくのか、効果的なトレーニングサイクルについて説明しました。
練習の現状
12月末にカンボジアに到着して1カ月、毎日朝と夕方練習に顔を出しながら、練習の様子をみてきました。
コーチたちは去年の5〜7月の週間計画表を確認して、そのなかからその日のメニューを選んでいる様子。
コーチの要望
「練習計画を立ててほしい」とコーチから要望を受けたのですが、ここで私たちがメニューを組んで、これです!と計画表を渡してしまうと、コーチが自ら計画をたてる力を付けることができないと考え、まずは計画を立てるための理論を理解してもらおうと、今回のワークショップを開催しました。
ですが、、結果を言うとこのワークショップは上手くいかなったです(全くだめだったということではないですが)。
と、いうのもコーチが求めているものと、私たちが必要だろうと思っていることに、ギャップが生じていたからです。
参加してくれたコーチのうち、1人はワークショップの内容を踏まえて1週間のトレーニング計画を作成し直して見せてくれました!!
これはかなり大きな成果だったと思います✨
想像ではなく、声を聞く。
ただ、今回のワークショップは、私たちがコーチに必要だろうと思うことを勝手に想像を膨らませて、内容を考えて説明をしました。
かなり一方通行な内容となってしまっていたのが反省点です。。
ワークショップの内容を決める時点においても、ワークショップ内においても、コーチが今何を必要としていて、どういう考えを持っているのか、彼らの声を聞くことの重要性を痛感しました。
こうした、「現地の声を聞く」とか「考えを押し付けないように気をつける」とか、散々勉強してきたつもりではいたのに、実際に現場に出てみて、こういうことか、、と分かりました。
現地に根差したアプローチを
このワークショップの反省を踏まえて、今は、ワークショップでコーチからもらったコメントを基に、2月の練習へのアプローチの仕方と、選手へ向けたワークショップの内容を計画しているところです。
コーチと選手の声を聞き、彼らが何を考えているのかを常に意識しながら、残りの期間で出来る限りのアプローチをしていきたいと思います。
選手へ向けたワークショップは、2月12日あたりを予定しています!
16日には選考会、選考会後の21日には振り返りと競技会に向けたワークショップ、3月1日・2日に競技会と、2月はノンストップで突っ走ることになりそうです💨
おまけ:競技会開催準備
それと並行して、競技会準備も本格的に始動しています。
今の時点でもかなりぎりぎりですが、協賛企業探しから、Tシャツやチラシ、バナー等デザイン物の制作、障がい児支援をするNGOや各所への競技会の宣伝、などなど、、、
盛りだくさんですが、楽しみながら、そして競技会に関しては、カンボジアパラリンピック委員会を可能な限り巻き込みながら(これがなかなか難しいです)、準備を進めていきます!!
1月があっという間に過ぎ去ってしまい、正直驚きを隠せないですが、2月も猪突猛進!突き進みます🐗
2019.02.01 Hikaru